従業員の勤務実態調査(犯人を捜せ!編_その2)
こんにちわ。よしピーです。
本日は、『従業員の勤務実態調査』の続きを記しますね。
まず、本件について私は犯人が外部の者なのか内部の者なのかを検討しました。
『検討』なんて偉そうなことを言ってますが、ちょっと考えれば分かる事だったりします(・_・;)
本件事案の形態は侵入形跡無し、施錠設備の破損無し(無施錠でないのは確認済)ですから……
というわけで、内部の犯行である!なんて独断と偏見で決めたのです。
正直なところ私は面倒臭いのが嫌いです(キッパリ!)
そこで私が取った調査方法というのが、
【潜入調査】
です。
潜入調査といっても手法は多岐にわたりますが、早い話、『新入社員(中途採用ですが;)として入社する』
ということです。
私の素性が犯人にバレてしまうと、それなりに危険を伴うリスキーな方法ではありますが、反面に得る収穫は大きい!
平然と社内を歩けますし、尾行だって簡単です^-^ 尾行ではなく、同行になってしまいます。
社内文書だって、サーバーだって、会話だって堂々と見放題!聞き放題!
解らない振りして「これはどういうことなんですか?」なんて聞いたりします ^-^ノ
そんなこんなで、クライアント様にお願いし、私を中途採用のお兄ちゃん扱いで入社させて頂きました。
そして、とある日の社内朝礼、初出勤(調査開始日)した私は社長に連れられて従業員一同の前へ・・・・・・・・・
『この中に犯人はいますっ!』と人差し指立てて叫びたい衝動に駆られながらも、そこはグッと押さえ
「本日からお世話になります○○(よしピーの本名)です。宜しくお願い致します。」
てな感じで皆様に挨拶。
従業員一同を見渡すと、『犯人はお前だっ!』的な顔の人や『誠実で優くて・・・まさか、信じられません』とワイドショーでコメントされそうな人がいます。
しかし、顔で決め付けてはいけません!!(当たり前orz)
ですが、初見で感じる印象というのは大事で、馬鹿にできません。
他人の印象は、その人の些細な素振りや何かしら体から発するシグナル的なものを自分の体で受信することで、『優しい人』とか『怖い人』、『悪い人』と感じるのではないかと考えます。
残念ながら私はその手に精通していないので、根拠は?などと聞かれても困りますが・・・
それでも、結構な割合で私の『勘』は当たります ^-^
私は何の変哲も無い30歳代男性に目星を付け、社長にコッソリ「あの人を指導係にして下さい」と進言したのです。
まぁ、偶然か必然か・・・この男性が犯人グループの一人だったのです ^-^;
次回に続く
札幌女性探偵社 企業調査部