一枚の写真を手がかりに。 Part 2
その住居はマンションで、
建物から出入される方が娘様か否か判断がつきません。
手がかりはたった1枚の幼いの頃の娘様の写真。
正直、本人かどうか判別出来るか不安でした。
朝の出勤を狙って、早朝から待機を開始しました。
調査3日間、張り込みを行い、
5名の30歳前後の女性が
そのマンションに居住していることがわかりました。
その中で、写真の面影がある、1人の女性を尾行することにしました。
すると、その女性はある公共施設の職員専用出入口から
建物内に入って行かれました。
私は対象者か否か判断がつかないため、
施設内で待機を開始。
窓口で応対されている職員の名札を見ると、
名前がピッタリ合致!ついに発見!!
大阪で調査3日目にして、娘様を発見しました。
娘様は意気揚々と病院内で仕事をされ、
訪れた人に対してはとても優しく接しておられました。
ご依頼者に即座に電話連絡し、
顔写真をチーフ(女性相談員)に写メールでお送りしました。
電話の声は涙で途切れていたそうです。
思わず私も声がつまりました。
Part3(その後)へつづく
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