詐欺師の人物像

先週地方出張の時、泊まるところが無くてコテージに泊まり、
その時、別の調査員のタイツの派手さにびっくりしたタケです。

(コテージ周辺)



さて、今日は詐欺師について綴ろうと思います。
今年の春から長期間にわたって調査した詐欺師について、
数回に分けてお話しします。


いつの時代になっても詐欺行為は巷にあふれていますね。
個人を対象とした詐欺や、法人を対象とした詐欺。
弊社が依頼を受けた詐欺師の調査では、法人個人対象にかなり計画的、しかし場当たり的な詐欺行為でした。
判明しているだけで被害者OO人、被害法人はO社。
金額にして数千万円。


詳しい事は言えませんが、詐欺師の考えていることや行動は、普通の人間ではとうてい理解できないものでした。
詐欺師の頭の中は、
「どう騙して被害者から金銭を取るか」「今後、返金を要求された時に、いかに法の隙間をくぐり抜けるか」
を常に、  くどいようですがいつもいつも考えています。

普通の人間なら
「どうやって商品を売るか」
「いかに美味しい物をつくるか」
「集客するにはどこを改善すればいいか」
を考えますよね!



また、詐欺師に対して民事裁判をおこしたところで、時間と費用がかかります。
判決が出ても資産を隠していれば、無いところからは取り戻せませんね。


実際に軽微な詐欺では警察は動きません。
なるべく被害届や告訴は受理したがりません。
特に告訴となれば警察は捜査しなければなりませんのでなおさらです。
そこを詐欺師は知っていて、警察が動くか動かないかのスレスレで詐欺行為をしています。


良くも悪くも日本は法治国家
不法行為をしても検挙されて裁判で実刑が確定されない限り、罰せられないのです。
検挙されるまでもハードルは高く、そこを詐欺師はうまく立ち回るのです。
弁護士を雇えば代理人として被害者と対応してくれますし。


事実、弊社の案件では1年前に別の手法で別の地方都市で詐欺行為をしていました。
地道に調査していると、同詐欺師による別の被害者と接触することができました。
その被害者は警察と弁護士に相談していましたが、詐欺として立件することは難しいとしてあきらめたそうです。
その時の被害者は泣き寝入りで、何も手を打つことはできませんでした。
その為、詐欺師は味をしめ、第2第3の被害者が生まれるのです。


さっそく詐欺師に接触すると、


その詐欺師は一見穏和で親切。
恰幅が良く、太め。
軽く笑顔で挨拶をかわしましていました。
その後、延々と詐欺師は話が途切れることなく自己主張していまいた。

そして、
いざ金銭を取れるターゲットであると判断すれば、自分のすごさを並べたてます。
こんな内容です。
「OO大学教授と共同研究している」「OO企業が資金を投資してくれる」「OOで金メダルを取ったOOさんが顧問」
などなど、平気で自信ありげに話します。
しかも偶然、話している途中に金メダリストから電話がかかり会話をしていました。(??)
こちらも詐欺師を騙して接触するわけですからドキドキでした。



そして詐欺師の基本的理念(???)
「金は取れるだけ取り、出す金はびた一文出さない」
コレにつきます。


入出金を調べると、入金になったその日に現金で引き出しています。
しかも数百万円という額です。それを何度も何度も、、、、
支払うべきものの電気代、水道代すら払っていませんでした。


でもその詐欺師の身の回りは特にお金持ちには見えません。
会うこと数回目には自分の妻も連れてきて安心させました。


さてその後の詐欺師の行動は。。
(次回へ続く)


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