不審者には要注意！紙一重の尾行と張り込み
お久しぶりです。
最近、寝てるだけなのに腰が痛くてたまらない ノリ です。
先日、とある調査で久しぶりに 札幌駅 に行きました。
プライベートではまず行く事がないので、
人の多さに少しビックリしました。
その調査は対象者が女性だったのですが、
調査内容は、その対象者である女性が、
勤務先から退勤後、どのような行動をしているか、というのもでした。
対象者の勤務先は、札幌駅北口すぐのところにあるビルで、
対象者が勤務先ビルから外に現れ、尾行すると・・・
対象者が 札幌駅周辺のショッピングモール を徘徊したからさあ大変！
「何がそんなに大変なの？」
とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、
札幌駅周辺のショッピングモールは、
「女性が購入するような商品（化粧品類・下着等）」を扱う店舗が多く、
男１人歩いている光景は違和感しかなく、不審者以外の何者でもありません。
もちろん、そのような店舗内に対象者と一緒に堂々と入って行くわけではないですが、
買い物をしている対象者を見逃さないよう店の外通路で男１人ただ立っている姿は、
誰が見ても異様に感じると思います。
しかもそういう店舗は店員も若くて綺麗な女性が多く、
万引きはもちろん盗撮や公然猥褻など犯罪を起こすような怪しい人物がいないか日頃から注意し、
そういう人物を発見した場合、
すぐに警察に通報するような防犯意識の高い店員が多いのが特徴です。
また、店一軒一軒が独立した作りになっているわけではないので、
店内どこからでも出入りできるような店舗が多く、
対象者を見失わないようにするだけでもかなりの神経を使います。
そこで、少しでも不審に思われない為、
様々な対策を施します。
スーツを着る
スーツ姿で札幌駅周辺を歩けば、
「仕事帰りのビジネスマン」としかまず思われないですし、
スーツ姿の男性を「怪しい」と思う人はそういないと思います。
ただ、いくらスーツ姿といっても、
長時間１人でただ通路に立っているだけだと結局は怪しいので、
(ほとんどのビジネスマンは、売り場通路をただ通り過ぎるだけ)
長時間の調査となるとかなりきつくなってきます。
女性調査員と一緒に歩く
「目には目を（出典：ハンムラビ法典）」ではないですが、
「女性には女性」が一番です。
女性調査員は、男性調査員と比べまず怪しまれる事は少なく、
尾行のプロとしてかなりのポテンシャルを発揮します。
ただ、女性調査員が何名もいれば話しは別ですが、
たった１人しか女性調査員がいない場合、負担が大きくなってしまうので、
前述したスーツ姿の男性調査員も一緒に同行し、
『カップル』を装ってしまえば、これ以上ない尾行の条件が整います。
そうすれば、周りから「カップルが二人仲良く買い物に来ている」
程度にしか思われず、まず怪しまれる事はありませんし、
２名の調査員で対象者を確認できるので、
女性調査員の負担も減り、対象者を見逃すリスクもぐんと減ります。
このように我々調査員は、
日頃から調査に合わせて様々な方法を取り入れ、
お客様の満足いく結果を残せるよう日々努力に勤しんでいるのです。
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