従業員の勤務実態調査(犯人を捜せ!編_その3 『最終話』)

こんにちわ。よしピーです。

本日は、『従業員の勤務実態調査』の続きを記します。


あらすじ・・・潜入調査の為、クライアントの会社に中途採用として入社し、一人の男性上司に指導してもらう立場となったよしピー 一体どうなるのか!


潜入調査で大変なことは幾つか有るのですが、私が最も大変だと何時も感じるのは、


潜入先会社の一般業務


です。


なにせ、クライアント様以外は私のことを『中途採用の兄ちゃん』としか見ていませんので、

「新人は朝早く来て社内清掃だ!」だの「コピー!」という当たり前の業務を遂行しなくてはならないのです(T_T)

ましてクライアント様の会社は建築資材卸を営んでいる会社ですので、資材の仕入れ、卸業務は当然こなさなくてはなりません。

入社して数日間は「おい、新人!垂木用意しとけっ」と言われて「タルキ?何ですかそれ?」状態でした・・・



苦労話はさて置き、本題へ・・・


暫くの間は、指導係の男性と共に業務をする日々が続きました。

しかし、その中で気になることが一点・・・何故か特定の仕入先に行った帰りに立ち寄る1件のリサイクルショップ・・・臭い、臭すぎる!!

何の捻りも無く、シロウトの犯行ですか、と疑いたくなるような犯行。


と、まぁここまで臭ければ、こっちのものです。(^-^)v

残業という名目で会社に残り、黙々と伝票やらサーバー等とニラメッコして、ある程度被害品の目星を付けたら済崩し的に犯行グループの全容が見えてきました。


皆さんに武勇伝的ストーリーをお披露目したいところですが、今後の業務に支障が出ること間違いないので、調査内容の詳細についてはご了承下さい。


結論ですが、本件調査によって

 1 被疑者の判明(男性社員2名と経理担当の女性社員1名)
 2 本件犯行の手口
 3 被害品の行方(発見には至りませんでした。クライアント様ご免なさい(;_;))

が判明し、市内某警察署に被害届を提出したのです。



後日、私の元にクライアント様から電話が有り、感謝のお言葉と「この業界は横領事件の巣窟だから、また何か有ったら頼むよ」と大変有難いお言葉を頂きました。
 
クライアント様からの感謝の言葉で、辛かった便所掃除も、コンビニへの買出しも、深夜までの残業も全部・・・いや、一部吹っ飛びましたよ ^-^;


ともあれ、今後も民事・刑事問わず頑張って行こうと思ったのでした。

以上



札幌女性探偵社 企業調査部

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