蒸し風呂状態の車内
暑い夏がやってきますね。
「KAZUKO」おばさんです。
今日は調査員の苦労話をしますね。
日中の気温が30度を超えた真夏の事でした。
ある男性を調査していたところ、女性とホテルへ!
そこで2人が出てくるところの証拠を撮るため、ホテルの出口2カ所で張り込みを開始しました。
張り込み開始時刻18時。
そのあたりは札幌市中央区の「すすきの」のはずれで、撮影スポットは狭い道路上しかありません。
しかもあやしい事務所があり、そのような人物や車両がひっきりなしに通ります。
そこで調査員は猛暑の中、車の窓を少しだけ開けて無人を装い張り込むことにしました。
調査員は決定的証拠を撮るために、いつ出てくるかわからない対象者を待ち続けます。
今か今かと……。
ところが、3時間が経過、そして6時間、12時間、20時間!
午後2時、調査員は蒸し風呂状態の車内で汗だくになりながらも
何時出てくるかわからないその一瞬を待ち続けました。
とうとう丸1日24時間が過ぎた時、「!!!」
対象者と女性が出てきました。
全神経を集中させ、撮影成功!
時刻は張り込み開始した翌日18時でした。
途中交代した調査員は3人中2人。残る1人は交代できず、ぶっ通しでその瞬間を待ち続けました。
その調査員は
「自分が1番若いので大丈夫っス!」
と強がっていましたが、
水分補給をしながらも脱水症状のようになり、
あげくの果てに調査後は体調を崩し、3日間休みました。
ホテルによっては20時間。30時間と長時間滞在できるシステムがあり、
調査員にとっては強靭な忍耐力が必要です。
調査員さんいつもお疲れ様でーす!