探偵の恐怖体験日記①・・・・
こんにちはタケです。
札幌も本格的な夏が到来し、暑さが厳しい日が続いてますね。
という事で、今回のブログはこの暑さが少しでも和らぐように
ちょっと涼しくなるお話をさせて頂きたいと思います。
私たち探偵という職業は、「夜中に張り込み」をする事が
とても多いんですが、これはとある道内の地方へ出張へ行った時の事です。
夜22時位だったんですが、張り込みをしようと場所を探すと
ちょうどいいスペースが。
まわりには建物がなく、脇に使われなくなったトンネルがあり、
地面も比較的広い範囲で砂利がひいてある、車を停めやすい場所がありました。
対象者の家の玄関も遠くに見え、距離もある程度離れているので
警戒される心配もないと判断し、その場所で張り込みを開始する事に。
(田舎の場合、相当距離をとらないと目立ってしまうんです)
車を停めエンジンを切り、一人で車に潜みました。
夜通しで張り込みをするんですが
札幌とは違い、とても田舎。
街灯はあるにあるのですが、間隔がとても長い。
街灯の真下のみが明るく、その他の場所は、目を凝らしても何も見えない程の真っ暗闇・・・・・
もちろん民家もほとんど見当たらず、はるか遠くに民家の明りが点在している程度。
普段は幽霊なんて全く気にしないんですが
さすがに、なんとなく「気持ち悪いなぁ」なんて思っていました。
そして、特にこれと言った変化もなく、
張り込みを始めて4時間位経った時でしょうか・・・
とても小さな音なんですが、ジャリジャリ・・と石を踏むような音が聞こえてきました。
最初は「キツネか何かの小動物だろう」と思い、大した気にもしてなかったんですが
よーく聞いていると、足音と連動するように
小さな鈴の音が聞こえてきました・・・
車の窓から外を見ても、真っ暗で遠くはよく見えないんですが
誰もいません。
なにげなく腕時計に目をやると、深夜2時をまわったくらい・・・
まさに「丑三つ時・・・」!!
深夜の鈴の音は本当に不気味で、
さすがに少し怖くなり、じっと車中にて、足音が消えるのをやり過ごそうとしたのですが
一向に足音は収まる気配がありません。
それどころか少しずつ音が大きくなってくる始末・・
あきらかにこっちに近いづいてきていている?
さらに音が近づくにつれ、子供の話す声がしてきました・・・
(深夜2時に子供が出歩いているはずはないんですが・・・)
そして、足音と鈴の音は、私の車の周りをグルグル回っている様子・・
いまだかつてない恐怖にかられはしたんですが、
このままじゃラチがあかないと思い
気合を入れて車から外へ出て確認することに!
すると、ドアを開けた瞬間、
音や話し声はピタッ!と止まったではありませんか!
周りを見回しても、あたりには人がいる様子はありませんでした。
車の下も覗いたんですが、(さすがにトンネルの中までは確認する勇気はありませんでした・・・)誰もいないので再び車の中に戻り
「気のせいだったのか」と、ホッとひと安心したときでした。
ふと横を見ると、
助手席の窓に、小さな子供?の青白い顔が!!
なんと!
顔の鼻から上の部分が下から半分だけ出ており、こっちを覗いているではありませんか!
わたしは、ほんと怖かったんですが、
職業病か、体が勝手に動き、
ビデオカメラを子供?に向けてしまいました!
すると子供?は恥ずかしかったのか、照れくさそう?に
車に下の方に消えていきました。
その後、車の周りを探しましたが、子供はどこにもいませんでした。
後日、みんなにこの話をしても誰も信じてくれず、
「撮影したビデオカメラを見てみればいいんじゃない?」との意見が。
それもそうだと思い、みんなで固唾を飲んで、撮影したビデオカメラを見ることに。
すると、どうでしょう!
ビデオには子供の姿は映っておらず、映っていたのは車のガラスに反射した
恐怖におののく私の顔が!
みんなに笑われて、とんだ大恥をかいてしまいました・・・
一体あれはナンだったんでしょう?
私は、ガラスに写った自分の顔にビビッていたんでしょうか?
だとすれば子供ではなく、おっさんのはずなんですが・・・
(後で聞いた話ですが、その場所は有名な心霊スポットだったようです・ 泣)
謎が残るこの話、どちらにしても
信じるか信じないかは、アナタ次第です! 笑
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